PRISON WRITERS STORIES

※ 受刑者からの投稿は、公開順にこちらに掲載しております。👤ライターのNo.は、ほんにかえるプロジェクト会員ナンバーです。
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刑務所からのポエトリー・5月
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刑務所からのポエトリー・5月

舞い散る 桜の花びらと すれ違った  優しく ほほえみかけてくれた 気がした  立ち止まったのは ほんの一瞬  それだけで 勇気もらえた  かすむ 視線の先に見えたのは 月見草 このメモリーには  ど・・

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獄中小説・獄楽/そしてまた冬 Vol.6
小説 A348 小説 A348

獄中小説・獄楽/そしてまた冬 Vol.6

「おいマサ、報知器を押せ」、、、報知器とは、職員に用件があるときに居室内からその旨を知らせるボタンを押し、巡回職員に立ち寄ってもらうためのものだ。マサが立ち上がり、扉の横にあるボタンを押した。「もし・・

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獄中小説・獄楽/そしてまた冬 Vol.5
小説 A348 小説 A348

獄中小説・獄楽/そしてまた冬 Vol.5

1年が経つのは年々早く感じる。56歳の俺からすると56分の1、32歳のユウジからすると32分の1、ということで同じ1年でも俺の方が早く感じるのだとユウジは言う。確かに、15歳のときの1年とは比較になら・・

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獄中小説・獄楽/番外編「自己紹介」
小説 A348 小説 A348

獄中小説・獄楽/番外編「自己紹介」

小説家を目指しているA348こと楠 友仁(くすのき ともひと)です。 私が「プリズンライターズ」に原稿を応募しようと思った動機を順を追ってお話させていただきたいと思います。私が捕(パク)られたのは平 ・・

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獄中小説・獄楽/春 Vol.4
小説 A348 小説 A348

獄中小説・獄楽/春 Vol.4

俺は2週間の考査期間を終えた。そして幹部職員から金属工場への配役を告げられた。工場へ向かう途中、中庭に、俺の〈初陣〉を祝うかのように桜の花が満開に咲き誇っていた。「よし、見栄もプライドも捨ててバカにな・・

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