無期刑囚のひとりごと・猿は木から落ちた

 

いよいよ暑くなってきました。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。 
私は現在、溶接科の職業訓練生として福井刑務所にお世話になっているのですが、 やらかしてしまいました。 
作年10月から訓練が始まり、先月5月28日に基本級の試験があったのですが、半自動・手溶接・TIGの3科目の実技のうち半自動で、一目で分かるミスをしてしまいました。 

半自動は一番自信のある科目で油断したつもりもなかったのですが、自信が過信になっていたようです。
訓練は本当にうまくいっていて失敗することもなくなっていたので、溶接不良が出た時にどうすればいいか全く考えていませんでした。 
試験は一発勝負なので、できることはほとんどないんですが、それでも備えていなければいけませんでした。
まさに、木から落ちたサル。調子にのってると足元がおろそかになるんです。 


ただ、一番自信のある科目で、初っ端から躓(つまづ)いても気持ちを切り替えて、残る2科目は落ち着いていつも通りにできたことは良かった点ですね。 昔だったら、やらかした時点でやる気なくしてボロボロだったでしょうから。 
これは成長と思ってもいいなんて調子にのっていたら、またやらかしてしまうので、そんなことは思いません。(笑) 謙虚さって大事ですよね。 


試験の結果は7月末くらいに分かるので、いつも通りにできた2科目は合格していますように。 
この後ですが、9月に専門級の試験があり、その時に今回やらかした科目の再受験(もちろん自腹で)させてもらえるので、今度こそ何が起きてもいいように備えなければ。
この訓練では他にも、2月に危険物取扱者乙4類、3~4月に玉掛けと小型移動式クレ―ンの技術講習、小型建築機械の特別教育、6月にガス溶断の技術講習と私費で乙4以外の危険物、8月に消防設備士第6類と多くの資格を受験できます。
私は勉強は苦手なのですが、この短期間にこれだけの資格。 やればできるものだと自信にもなりました。
残るは消防設備士と溶接(専門級)のみ。 有意義な1年だったで終われるように頑張るのみです。 

ちなみに、現在NHKのドラマでムシュラン三ッ星を放送していますが、福井の食事情は楽しみな時とそうでない時がはっきりしています。 
基本体にやさしい、とても健康的な味つけと内容です。 
祝日の菓子はレギュラーサイズのものを出してくれるのは嬉しいところで、正月は5品、ゴールデンウイークは3品、運動会は2品でした。 
また、運動会の日の昼食はコッペパンとイチゴジャム、弁当(惣菜)だったのですが、 弁当に入ってたバター(マーガリン?)香るオムレツと外の味つけの焼きそばをパンではさんだオムそおばパンにはもう・・・ 
この投稿を見てくれている人の中に、一線(犯罪を犯す)を越えてる人、越えそうになってる人はいるで しょうか? 
オムレツとか菓子ぐらいで情けねー、クソくだらねー、バカじゃないのなどなど思っているでしょう。
バカにしていることでしょう。でもね、中に入るとこうなるんです。個人差はありますけれどね。
こうなりたくないなら、一線は越えない方がいいですよ。 
好きな時に好きなことができるってことは、本当に貴重なことなんです。
一人じゃムリなら誰かに相談してください。 必ず道はあるはずです。一線を前に踏み止まってくれる人が一人でも増えることを祈りつつ。 

 

(短歌) 

 ・獄窓の彼方の空より目を戻しひと言添ゆる母の日の文 

 ・雑草と呼ばるるものもそれぞれに 
小(ち)さき小(ちい)さき花咲くと知る 

 ・味噌汁の味も日の出の時刻さえ 
違うんだなぁ 古里よ鳴呼 

 ・オムレツに香るはバターかマーガリンか 
すらも分からぬようになれども 

 ・四十代も終わりが近くなろうとも
自信と過信も見極められず 

 

(俳句) 

 ・母の日や手紙でないと言えぬこと 

 ・おずおずと筋肉痛の夏始め 

 ・やわらかき音生まれくる夏木立 

 ・返答に困りしときの団扇かな 

 ・父の日や父と釣糸たらりた日 

令和8年6月21日 

A360さんの投稿

 
 

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