所内のコロナ事情 ・3
前略
朝夕はだいぶ涼しさを感じられる様になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
大分刑務所では、コロナのクラスターが発生した為に、自室による待機生活が7月25日からずっと続いています。
クラスターがどこで発生し、どれ位被害が出ていて収束するまで期間がどれ程掛かるのか、などと言った欲しい情報は全く伝えられず、今一体何がどうなっているのか、全く説明が無いまま、私たちは待機生活を強いられていて、先の見えぬ中、9月を迎えようとしています。
次の日が平日の時は、夕方に洗濯物の告知があります。
メニューが変更した時も告知はあるんですが、そもそもこの生活に入ってから、メニューはおろか予定表や告知の案内すら、一度も目にする機会を与えてくれていません。
今の所、部屋から出ての運動は一回も行われておらず、浴槽に入れる入浴は7月28日を最後に、自室内でのタオルによる清拭で済まされています。
回覧新聞も無く、自由に横にもなれず、ただ一日座るしかない生活なので、この酷暑の中、よく皆は我慢してるな、と感心しています。
いっその事、周辺の施設に移すとか、一時的に釈放するとか、柔軟に対応して欲しいものです。
待機生活でストレスをかんじるのは、この状況を知っているくせに、TVを極力見せない様にしてくる上級官がいる事です。
官本も新聞も見れない、配本も一部のみなのに、「休日だから」、「処遇日」だから、と訳のわからない理由で、TV視聴時間を通常の19時以降にしてしまう。ただの職権乱用でしかありません。
光熱費や食料費の高騰で、この夏場の食事は質も量も無残な物となっており、涼を取れる氷菓ですら、一切出ませんでした。
出たとしても棒アイス(チューペット)1本ですが。
唯一の楽しみであったお盆の甘味品ですら13日にもろこし輪太郎(17g)14日は、しみチョココーン(1本) 15日、キャベツ太郎(14g)・・・
俺らは園児か。駄菓子じゃん。3つ合わせても100円いかないし、わざわざ3日に分ける意味すらわかんないし、で。
コロナ禍と酷暑に物価高など重なり、通常業務では対応出来ない状況下において、平時のやり方で乗り切ろうとしている事自体が無理があって、その割を食わされているのが私達です。
ちゃんと予算と労力を投入して対応しないといけないのに、私達の生活より事なかれ主義を貫き、追加予算など発生させない様に尽力する。つーか、腐ってますね、刑務官って。
献立が丸一日非常食となり、お茶も昼に一回支給されただけと言った事態が起きました。
予算が足りないから一日潰して捻出するという荒技だと思うのは考え過ぎでしょうか。
9月に入れば、負担を強いられた分をちゃんと挽回してくれることと祈りつつ、早くても9/5,9/12だったら50日にもなるこの待機生活が一刻も早く収束して、いつもの日常に戻ってくれると願い、サプライズに施設が何をしてくれるのかを期待(チョコパイやコーラ、ケーキ、給与や、集会の数回を増やす等)しつつ、もうちょっと我慢を続けようと思います。
まだまだ残暑が続きますが、体調等崩されない様、御自愛下さい。
04.08.30
A13さんの投稿
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