
私は、殺人罪等々で19年の懲役です。罪の重さや自身の娑婆での数々の不良行為から、付き合う者の数が年々減り、身内の死もあって、段々と本や調べもの、差し入れも少なくなり受刑生活の不便さから、他の受刑者支援団体を利用するものの、急な高額請求や返金されない等々で大変困っていました。工場の者から汪楠さんの事を聞き、早速入会を申し込み、数ヶ月で会員になることが叶い、充分過ぎるほどの手厚い支援と、誠実な対応。プ

活動への感想を募集しているということで、僭越ながら僕も書かせていただくことにします。 僕がかえるPJの存在を知り、会員として迎え入れていただいたのは比較的最近のことですが、すでに無償本をはじめ、本の購入や検索依頼、プリズンライターズに至るまで、まるごと絶賛大活用させていただいています。 我々受刑者は、常に‘‘手段’’に飢えています。‘‘繋がり’’と言ってもいいかもしれません。外の世界にいれば、本の購入や

私は「ほんにかえるプロジェクト」が創設された頃からの初期メンです。この8年間大変お世話になりました。 入会のきっかけは同囚から「アマゾンで本を購入してくれたり無料で本を送ってくれる団体がある」と聞いて活動の主旨も知らず安易な気持ちで手紙を送ったのが始まりです。 当時はまだ会員も少なくすぐ入会出来た事は今となってはとても幸せな事でした。というのも受刑生活12年間でP.Jの支援が大きな影響を受けてい

サユリさんが募集されていた「ほんにかえるPJ活動への感想」を書いてみたいと思います。 私がPJを知ったのは2019年に放送された「ザ・ノンフィクション」です。 チャイニーズ・ドラゴンといえば誰でも知っているような有名な組織ですが、その元メンバーが犯罪者を支えるとは・・・・・・?といった軽い気持ちで番組を観始めたんです。 面倒を見ていた若い出所者に裏切られても動じない汪さんや、膨大な量の本でいっぱ

私がかえるPJに入会したのは、約8年前です。
日本の刑務所って、とにかく不必要としか思えないような制約が多くて、こちらでは一月本が4冊しか買えないので、最初は単純にもっと本を買える事に喜んでいました。
大して良書を読もう、もっと勉強しようという意欲があるわけではないが、刑務所においての本の役割は、多分社会の人にとってのスマホにも匹敵する程重要であることは、入った事のある人しか分からないかもしれません。

前略、サユリ様 いつもお世話になっています。 プリズンライターズ・リポートVOL.4とプリズンライターズ報告書、届きました。 とても親切で分かりやすい報告書だったので感激しました。ありがとうございます。 悪いことをして刑務所で生活することになりましたが、一般社会で忙しく生活していた時より考える時間があり、ニュースなどで知る世の中の問題などに対して、私なりに思う所があり、世の中に向けて発信したかったのですが

私は2023年の夏からPJの会員にならせて戴きました。まだ日が浅く、PJのことを語れる様な立場ではない新参者ではありますが、率直に感想を述べさせて戴きたく存じます。
受刑者、特に長期受刑者の場合、何十年と刑に服する訳ですから、その間に色々と多くのことがあります。それ故に家族であったとしても愛が希薄となり、又、友人との絆も同様です。そして少しずつ疎遠になり、気付けば孤立無援で生活することとなる。

ほんにかえるに入って、4年になりますか。ノートを見返してビックリしました。えっ、もう4年になるのって。感覚的には去年か一昨年のことくらいでいたので、月日の流れの早さに驚かされてます。 ほんにかえるでは何よりもまず本の購入をしてもらえるのがとても助かっています。 刑務所で帰るのは月に4冊までで、本好きにとっては全然足りなく、読みたい量と読める量の差がだいぶストレスになってました。それが解消されて、と

私は昨年入会させて頂いたばかりの新参者ですが、サユリさんの「感想1通しかきてないよ!」という叫び(笑)に筆を取らせて頂きました。 私は、事件から24年目の無期囚ですが、スタッフやボランティアの皆さんのおかげで、信じてくれる支えてくれる人がいることのありがたさを身に染みて感じられるようになりました。無期囚にとって外の社会は希望ですが、同時に不安でもあります。受刑期間が長くなるほど不安は大きくなりますから、

12月でも20°近くあり暖冬様々と思ってたら、17日頃から一気に寒く雪まで降る様になり辛い日が始まりました。メリークリスマス! 本の差し入れありがとうございました。入会して6冊も届いたのは、初です。 リストが届くたび、毎回挑戦してましたが、人気なのか、忘れた頃に、次のリストだけが届くというループ(笑)今年は年末年始と合わせ楽しみが増えました。 またプリズンライターズ、かえるのうたの差入れもありがと

サポートをして下さる方々のおかげで、私の受刑生活は大きく変化しました。 まず物を整理できるようになったことです。刑務所では個人の保管できる私物量が定められており、量を超えると色々なペナルティを受けます。(日用品や薬も含まれる。)ところが施設で注文した本が入荷しなかったり、書籍検査が厳しいと、みんな本が手もとに来ない不信感から、収容者は物をため込みがちになります。これがまた累計発行部数1億冊の本が入荷し

サービスを利用してみての感想があまり集まらない、と書かれていましたので、私が思います本質的なこと、その部分を述べさせていただきます。 PJと受刑者の関係は、ある意味、契約上の取引関係といえます。その規約の範囲内であれば、気おくれすることなく、種々のサービスを利用することができます。これは世間一般では当然の感覚ですが、この感覚自体が受刑者にとってはありえないことです。例えば、親族、近親者等々、どんなに気の