ゆとりが出来たおかげで他人への対応にも余裕が生まれて腹立つことが少なく…
ほんにかえるに入って、4年になりますか。ノートを見返してビックリしました。えっ、もう4年になるのって。
感覚的には去年か一昨年のことくらいでいたので、月日の流れの早さに驚かされてます。
ほんにかえるでは何よりもまず本の購入をしてもらえるのがとても助かっています。
刑務所で帰るのは月に4冊までで、本好きにとっては全然足りなく、読みたい量と読める量の差がだいぶストレスになってました。
それが解消されて、とてもありがたいです。おかげで心にゆとりが出来ました。
ゆとりが出来たおかげで他人への対応にも余裕が生まれて腹立つことが少なくなりましたね。
そして、たとえ腹が立ったとしても、すぐに、まぁいいか、と思えるようになりました。
他人は他人。自分とは生まれも育ちも違うのだからものの見方も考え方も違って当然だよねと。
だから腹を立てることではないと流せていますね。
「かえるのうた」や「プリズンライターズ」で他の人の話を聞けるのも良いですね。
同じ受刑者とはいっても他の刑務所のことはまったく分からないので、そんな所もあるのかと勉強になります。
やくざが力を持っているだとか刑務官が辛く当たってくるとかが私の周りにはないのは、同じ塀の中とはいえ私は恵まれているのだなと。
今の環境を維持できるようにこれからも努めていこうと前向きになれます。
長く刑務所にいて社会の変化に置いていかれているのでサユリさんのリポートが大変助かります。
文章も上手で読みやすいので楽しく読ませてもらっています。
私はスマホも使った事がないので、キャッシュレスとか想像もつかなくて不安でしたけど、サユリさんのおかげであるていどの理解は出来ました。
ワンナンさん。その後どうなっているのでしょう。
新聞を見て衝撃をうけましたけど、あっ、これが自分が周りの人に与えたものなのかと、インパクトの差はありますけどその一端は分かったように思えます。 直接の面識はないですけど、知っている人が逮捕される衝撃は得難い経験でした。
自分が逮捕された時は他人のことを思いやる余裕なんてなかったので。
ほんにかえるの存続もどうなるのかと心配しましたけど、大塩さんが代表になってくださって活動も続けてくれているので感謝しています。
ほんにかえるの運営には庄子さんや南さん以外にも私の知らない多くの方々の協力があってのことと思います。本当に感謝しています。
塀の中は情報も限られており、ややもすれば孤独に苛まれて考えがネガティブになりがちです。
そんな中でほんにかえるの皆さんに協力して頂いていると言うのは、自分が一人ではないということを実感できてポジティブな気持ちになれます。
本当に、心から感謝しています。これからも長く活動を続けて頂ければと思います。
A250さんのプリズンライターズへの投稿は下記よりご覧ください
日々、額に汗して刑務作業に励んでいる我々受刑者ですが、我々にとっての「一日」と世の中の人にとっての「一日」では長さが違います。 刑務官の日中の勤務時間の中で、受刑者を部屋から出して作業をさせて飯を食わ・・