塀の中から競馬予想 -大阪杯-(4月5日) ジジイの1日ご紹介
血統ジジイの一日 ①
今回から、私の収容生活の一日を細かく書いていきたいと思います。その前に、私がどのような作業をしているかを書きます。
我が工場は、収容者の衣類を洗濯するのが主な作業です。その工場で私は、「計算係」「衛生係」「理髪係」の3つと、倉庫の在庫管理をやらせてもらっています。 計算係は、一人ひとりがその日何時間作業をしたのかを日課表に記すのが主な作業です。
例えば、Aさんが面会で30分間作業場を離れると、その30分を差し引いて作業時間を出します。
その差し引くことを「分引き」と言います。たぶん刑務所用語でしょう。
その他、各自の日用品や私本の購入、新人さんのお世話など、みんなの種々な面倒を見ることと、職員さんのパシリのようなことをやっています(笑)。
衛生係は、食事の用意、配食、洗い物、そして工場内の掃除ですが、さすがに一人で2つの係は無理ですので、衛生係は私ともう一人の二人でやっています。理髪係は、月に一回、皆の頭を刈るのです。一人10分で終わらせないといけません。
私的には結構ストレスで、出来上がりにうるさい人もいるし(「デートに行くわけじゃないからいいじゃん」)、何より辛いのが不衛生な人です。
フケだらけとか臭いとかです。はっきり言って、頭を触りたくありません(泣)。
「在庫管理」ですが、我が工場では全工場で使用する日用品や洗剤などを、各工場の需給に応じで払い出します。
毎月、棚卸しをして発注をするのが仕事です。欠品したら大変なことになるので、とても気を使います。以上が私の作業です。では、スタートです。
午前1時頃。時計は無いのですが、私は夜タオルを洗うので、その乾き方で判断しています。
トイレに目が覚めます(年齢のため)。たった2mの距離ですが、床が冷たいので靴下を履いて行きます(血圧上昇注意のため)。再び寝ます。
6時50分に起床の音楽が鳴りますので、あわてて起きて布団を畳みます。
角を揃えて綺麗に畳まないと叱られます。10分後には朝の点検(点呼)が始まりますので、それまでに掃き掃除、雑巾がけ、洗顔を終了させます。
「点検用意」の号令がかかり、「点検」の号令で一部屋ずつ「称呼番号」を正座または安座で称えていきます。その10分後に朝食となります。
配食になるまでの間に、大便を終わらせて、顔や手に化粧水・乳液・ニベアクリームを塗ります(老化は肌からくるため)。
んで、ごはんです。朝は、みそ汁、味のり、鮪フレーク(大さじ一杯分)です。ごはんは2割しか食べられません。
食べ終わったら、食事を入れてもらう食器口にパスケース(使用済の日用品等を工場に持って行くのに使う、ビニール製のA3くらいの大きさのジッパー付袋)を出します。それを職員が回収します。7時40分に出室しますので、その準備をします。
持って出る物は、食べ終えた食器、本日の洗濯物、読み終えた自分の本、入浴用のタオルです。
そして入口に背を向けて座って、目を閉じて扉が開くのを待ちます。なぜ背を向けるかというと、通路を他の工場の人が通ることがあるからです。
目が合わないようにするためです。5分くらいは待ち時間がありますので、私は仏様に手を合わせ神様に祈ります。
そして目を開けて、写真立てに入った女優Sちゃんと、抱いている猫ちゃんに「いってきまーす」と心の中で声を出し、心を穏やかにして目を閉じ、扉が開くのを待ちます。扉が開いたらサンダルを静かに置き履いて、一歩前に出て回れ右をして荷物を両手に持ち、次の号令を待ちます。
そして号令で整列して、番号を取って工場に向かいます。
血統ジジイの一日 ②
工場の前に着きました。この後順番に検身所に入っていきます。
献身所とは、更衣室で舎房用衣類から工場用衣類に着替えるのですが、室内は二つに分かれていて、まず舎房用を脱ぎパンツ1枚になり、手に半袖肌着を持って、室間に立っている職員に不正に持ち込みが無いかを検査してもらいます。
手に持った肌着を渡し、称呼番号を唱えてから、両手を前に出し手の平を見せて、次にパンツの中を前、後ろと見せて、最後に足の裏を見せて終わりです。
工場側の部屋に移動したら工場衣を着て、献身所を出て、指定の場所に立ち、「休め」の姿勢で目を閉じて号令を待ちます。
担当職員の号令で番号を撮ります。そして、一般社会の工場でも行われる「安全十訓」を皆で唱和します。
その際、腰に手をあて、小走りで行くのです。次に体操を行います。それから始業点検を1斑、2斑、3斑と行っていきます。
さあ、作業が始まりました。私は皆が出してきたパスケースの処理を行います。廃棄する物などを寄り分けていくのです。
その後は衛生係の作業に入ります。まず、食堂の掃除です。皆が個人で使うコップを洗います。
次に床掃除、テーブルを拭き、午前中の休憩の準備を整えます。そして今日は月に1回の、皆が購入した日用品の入荷日です。
計算係の仕事に戻ります。箱詰めになった日用品が職員によって届きます。ダンボール3箱分です。
シャンプー、石鹸、タオル、化粧水、乳液、ニベアクリーム、筆記用品、衣類などを並べて、リストを合わせて職員と読み合わせをします。
次に各個人別にビニール袋に入れていきます。
この頃になると、休憩時の麦茶を炊事工場へ取りに行かないと駄目なので、作業を中断します。
台車にお茶缶を乗せて、黄色のビブスを着ます。工場を出て作業する場合は、ビブスを着用します。
台車をエレベーターに乗せて、自分は階段で一階に下ります。そして炊事工場で麦茶(ホットです。緑茶が高価で購入できなくなり、麦茶となりました)を受け取り工場に戻ります。もちろん職員は同行しますよ。
休憩までは少し時間がありますので、袋に選り分けた個人別の日用品ひとつひとつに、マジックで称呼番号を書いていきます。これが大変なのです。
あまり綺麗に書けないし、本体以外にもキャップにも書かないといけません。
また、マジックを弾いてしまう物もありますので、そのような物は表面を消しゴムで擦ってから書き込みます。
なぜ番号を書くかというと、一番大きな理由は物品のやり取りを防ぐためです。
なので、番号が消えた物を所持していると懲罰になります。以前は舎房が雑居で、4〜6人が一緒でしたので、物のやり取りはありましたが、現在はほぼ全員が独居なので、やり取りはなくて番号を書く意味があまりないのでは、と思います。
作業の途中ですが、休憩の10分前になりましたので、麦茶の準備をします。お茶缶からヤカン(4ヶ)に取り分けます。
コップも用意してお茶缶を洗って終了です。 10分間の休憩では、職員に許可をとって、トイレに行きます。そして同じく許可をとって新聞を閲読します。
さて、作業再開です。皆が使ったコップを洗います。テーブルも拭いて昼食の準備を始めます。
後は炊事工場から昼食が届くのを待つだけです。このわずかな時間にも、日用品の番号書きを行います。
何としても午前中に終わらせないと、他の作業が進みません。(つづく)
☆大阪杯(阪神芝2000m)
Ⓐ ◎ メイショウタバル(ゴールドシップ)
有馬記念で本命にしましたが、見事撃沈(泣)。当日は、当所でも3時から3時30分の間、テレビで見ることが出来ました。この馬、輸送が苦手なのではないでしょうか。パドックでは馬が萎んじゃってたし、返し馬ではかかっているし、もう走る前にあきらめました。何しろゴールドシップですから、気分で走ります。相手の強い弱いに関係ありません。阪神では成績が良いですし、輸送も短いので、気分良く走れる可能性が高いと思います。相手は強いですが本命です。もし、雨が降れば不動の本命です。勝負して下さい。
Ⓑ 〇 ショウヘイ(サートゥルナーリア)
スローの差し馬です。タバルが作るペースにピッタリです。母父がオルフェーヴルですので、Ⓐとステイゴールドつながりです。重も大丈夫です。
Ⓒ ▲ クロワデュノール(キタサンブラック)
日本仕様に戻ったはずです。重はかなり上手なので、重ならⒶとの1点で勝負ですね。
Ⓓ ☆ ダノンデサイル(エピファネイア)
先行できるので有利ですが、騎手がわからないので少し下げました。重は割引です。
Ⓔ △ レーベンスティール(リアルスティール) 1800mと2200mが強い馬は、2000mは割引です。本当は消したいのですが、ルメールですし、何しろトウカイテイオーの血が入っているので、応援したくなります。
☆馬券
三連単(フォーメーション) 1着Ⓐ、2着ⒷⒸⒹ、3着ⒷⒸⒹⒺ
馬単(流し) Ⓐ → ⒷⒸⒹ ※押えに、同じ目を三連複、馬連で
〇 雨の時(勝負です)
馬単 Ⓐ → Ⓒ (70%) Ⓐ → Ⓑ (10%) Ⓐ → Ⓔ (10%) Ⓐ → Ⓓ (10%)
三連単(1着、2着固定) 1着Ⓐ、2着Ⓒ、3着ⒷⒹⒺ
以上です。良の時は少しだけ買って下さい。 それでは、皆さまの幸福を心から祈っております。 2026年3月23日


今回から、私の収容生活の一日を細かく書いていきたいと思います。その前に、私がどのような作業をしているかを書きます。 我が工場は、収容者の衣類を洗濯するのが主な作業です。その工場で私は、「計算係」「衛生・・・