怖くない訳じゃないけど、刑務所で立ち上がる❓
私は水戸刑務所でS過程という法務省のお偉いさんが始めたきまぐれの犠牲者です。
S過程というのは、いくつかの刑務所で、2024年1月頃から始まったプログラムです。
➀ 再犯率を下げるため新しい教育
a.自立、自発性を高める、養うための目標を自身で設定させる。
b.その目標を約2カ月に1度、発表し皆で考え、話し合う。(刑務官も含めて)
② オープンダイアローグといって、刑務官との距離を縮め、気軽るに相談できる人間関係構築のためが目標の面接方法で、A.受刑者、B.工場担当、C.幹部職員や教育担当。
この3人で三角形のような位置で面接を行う。相談や雑談なんでもいいが、毎回話題を受刑者本人が決める。
という内容を基本的にやってますが、先日の受講の日に面白い話があったので書きます。
私が常々思う事を口にしました。
私:「間違いを間違いだと認識しているのなら、それを主張し、止めるべきであり、止めさせるべき。」
A:「この過程は本来はそういう人に育っていかなければならないが、この世界(場)で、そういう行動をすれば、国を敵にまわすことになる。」
私:「知ってますよ。でも間違いを間違いと知っててやる(やらせる)のは犯罪者を育成していることになります。私は犯罪者にはもうなりたくない。」 A:「とても正しい考え。私は(洋画)映画が好きですが、昔から他人の命を自分よりも大切にする善人は早死にしてします。」
という内容でしたが、私なりに色々考えました。
じゃ、早死にしちゃう善い人は何を考えてるの??
➀ 自分と同じ考えの人はいる。でも、最初に立ち上がり、集団に立ち向かうのが怖いだけ。
なら、誰かがその最初の1人になれば、ついて来てくれる人は多くいる。
➁ 死が命が身の危険が怖くないのか?そんなわけない。 人並に、いやそれ以上に怖いほどのビビリ(チキン)だ。
だが、それよりも怖い事を知っているから立ち上がれる。
それは自分の信念を貫かない行為は己と自分を信じてくれている人たちへの裏切り行為へと直結する。
人に裏切られるというには、とても嫌でしょ。それを知っていて、どうして人を己を裏切ることができようか。
➂ 人の想いというのは時として、言葉よりも行動1つで周囲へ伝わることがある。
この何千年もの長い歴史で証明されている事実。
それでもこの国の人間は歴史から学べない者が多いのも残念ながら事実。
上に逆らわへん方が家族を守れる(安定してお金を家へ運べる。)
だが、親の仕事内容が「道徳」「倫理」「道義」に反するものだと知った時、子はどう思うだろうか。
保守的な日本人らしい気持ちはわかる。なら、せめて最初に立ち上がってくれた奴についていく(支援)。
それぐらいやってくれよ!って私は思う。
「上意下達」(じょういかたつ)。上にずっと従ってきた人(国)が今どうなってるか?
北朝鮮の状況が良い見本ですね。刑務所の様子はどうでしょうか?まさに北朝鮮とそっくりですね。
行動を起こす人がいれば、徹底して潰す。
思考や発想はそのへんのガキと一緒。(イジメをする集団)頭(主導者)も足(黙って同じことをやる)も何も変わらない。
この国の闇は本当に深い。だからといって、自分を偽り死んだ魚のような目でロボットみたいに生活するのはゴメンだ。
こんな小学生のような内容を読んでくれた方々には心から感謝したい。(大切な時間を使っていただき)
世の中の色んな人と手紙のやりとりをし、人の心を学びたいと願っているいが・・・まだまだ叶っていないところ。
それはそれで、その過程が楽しいところでもある。
最後に1言だけ、「全国の刑務所に入っている皆さん。時間はかかると思います。でも、私たちが諦めずに行動を続けることによって、かならず刑務所はかわる。それは、これから入ってくる人たちのためになる。いいじゃないですか!さんざん人に迷惑ばかりかけてきたのだから、リスタートは目に見えない誰かの将来(未来)のために始めても。」
R6 9/28
私は水戸刑務所でS過程という法務省のお偉いさんが始めたきまぐれの犠牲者です。 S過程というのは、いくつかの刑務所で、2024年1月頃から始まったプログラムです。 ➀ 再犯率を下げるため新しい教育a.自・・