刑務所より俳句と短歌 Vol.7 (つぶやき付き)

Hey what's up?九州の刑務所砂漠で約15年の刑期(義務)を終え、やっとturn point迄歩いて来たA321でご座居!
浅学な僕の拙文ではありますが、本誌面で皆様のお目に掛かれた事に感謝します。 

「プリズンライターズ・リポートVol.6」(※受刑者がプリズンライターズの投稿を読めるよう送付している冊子)のA326さんの投稿「俺たち刑務所の食事に文句言える?」には僕も全くもって同意見です。
人間として持ち得るべき感謝の心を持ってないのか、毎日の飯がショボいだ何だ愚痴醜態晒してる奴ら多いよね、ホント。 
コレ書いてる僕の隣りにも、数日前のパンが小さかった、善哉の豆が少なくて食欲失せた云々ほざき散らしてる渡世人+日本国防衛組織の元空挺団員がいるけど、アンタ結局は完食してたやんっ!何じゃそれ、格好悪っ!! 
漢を誇る世界で鎬を削ってたなら、愚痴っちゃ格好悪いよね、やっぱ!衣・食・住が保障される権利を主張する前に、己の犯した罪を償う義務を果たすべきじゃないか?不満がないなら有り難く食べ、不満なら食べない!これ程Simpleな考え方はないと思うけど、どう? 

全く別話なんだけど、僕ら人間は失敗した時一度そこで立ち止まる事が大切だと僕は考える。
失敗には必す原因があるから、その原因究明もなしでどんx2歩を進めたら、後々それが効いて来て又同じ失敗をやらかすっ! 
多分、古典だったと思うけど、「一日一止」と云う言葉を読んだ記憶がある。
「一止」と云う字を見て下さい。「止」の上に「一」を乗っけると「正」になるよね。
日に一度立ち止まって己を省みる事は「正しい」事だと云う訳です。 

だから、安心して立ち止まって原因を考える時間って、とても大切なんだよね。
我々にとって今のこの服役期間こそ罪を犯すに至った原因を究明する貴重な時間だよ。 てな訳でここから俳句と短歌を! 


俳句  

・答え出ぬことだけ残し去年今年 
(答えを諦めるのは簡単だけど、それじゃあ成長しない。答えの向こうには必ず成長があると信じ、今日も僕は生きてる! )

 ・句を一句胸中にして日向ぼっこ 
(僕は春夏秋冬に必ず自作の拙句を胸にして満ち足りた日々を過ごしてる )

・空よりも地から明けゆく雪の朝 

・風落ちて霜夜の星の澄みにけり 

・獄囚の口から漏れる寒さかな 

・労わりの一言抱き冬温し 

・冬の日や光合成という言葉 

・窓拭いて冬日を我に引き寄せし 

・円かなる雨の雫や春隣り 


短歌 

・もう何処も行けないけれどツーリングの 
地図を眺める眠れぬ夜に 

・こんな世に産声あげるその勇気 
      負けない様に只々祈る
 

 ・TVの中の生後間もない赤ちゃんへ。
生き難いこの世に生まれて来てくれて有難う。 

・すべきこと後に回して読み耽る 
人気作家の小説シリーズ 

・…やか、が好き健やかに嫋やかに 
しなやか華やか円やかになる
 
(「やか」で終わる語にヤな感じのものって少ないね(冷やか、くらいか?) 

 
てな感じで僕はこの務所砂漠を生きている。 
短期・長期・無期問わず、塀の中とは云えど楽しく生きるも愚痴り散らして悶々と過ごすも全て己次第!愚痴るなら起こせよaction!
それする勇気がないなら愚痴るべからず!己の機嫌は己でとりましょうよ。塀の中の志高き侍諸子!!それでは再見! 



2025年12月12日 

 

 A321さんの投稿

 

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