冤罪受刑ライフ!!・8
※ こちらの投稿に関しては実名で投稿を掲載させていただきます。実名公開については、ほんにかえるプロジェクト事務局長の汪楠による『「冤罪受刑ライフ!!」の編集掲載について』をお読みください。
いつも読んで下さっている皆様、お元気でしょうか? 大分刑務所で、冤罪受刑中の、井坪 政です。
僕の方は、以前から胃痛があり、薬飲んでは治りをくり返していたのですが、半年位前から薬を飲んでも治らず、続いているので、近々胃カメラをするそうです。
来月には、連休があるので、事件の流れや、何があったのか?等、皆が気になる所を書けたらと思っています。
今回は時間も、あまりなく、前段階としての説明等してみます。
先ず、僕の事件だけに限らず、マスコミ等の報道を鵜呑みにしては、いけません。
今まで、殺人犯として報道しておいて、再審で無罪になった途端に、(謝罪すらせず)手の平を返して、冤罪だ、刑事が悪い的な報道って何度もありましたよね? (最近だと、袴田さんの報道なんか、分かりやすい。)なので、僕の事件に関しても同じで、バイアスを捨てて、冤罪を訴える者の伝えることだと、理解して欲しいのです。
その先に、真実が見えてきます。 じゃあ、僕は冤罪なのか?って皆さんが、思われるかと思います。
刑務所の中で、冤罪を訴えていることが、1つの冤罪の証明になるのです。
なぜなら、刑務所の中で、冤罪を訴えていると、反省をしていない。と見られて。
色々な不利益があるのです。
①仮釈放が、なくなります。(満期確定)
刑法28条で、「有期刑の三分の一を経過した後…仮に釈放できる。」とあって、 僕の場合、実刑30年なので、最短10年で仮釈放が貰える訳です。今すでに、6年目です。残4年で仮釈が貰えるのに、そのメリットを捨ててまで、冤罪を訴えているのです。
はっきり言って、もし、事件が事実なら、「反省してます。」って仮釈貰いますよ。
やってないからこそ、認める事も反省する事も出来ない。
それで満期(30年)なら、上等です。必ず、無実を証明します。
やってないからこそ、事実を知ってるし、その事実が、必ず明らかになると真じられるのです。
②刑務所の職員から冤罪を訴える(反省してない奴)という色メガネで見られます。
だから、いまだに、何の係も役もありません。(着けてくれない。)
③職業訓練も通らない。
反省してない。改善更生の意欲が、ないと取られる 。
④類や種が上がらない
2種になれば、月に2回オカシが食べれたり、2種になれば、時計が持てたり。
映画見れたりします。しかしいまだ3種3類です。(上等です。)
他にも色々あるのですが、今挙げただけでも、僕が冤罪を訴える事に、何のメリットも無い事が分かるかと思います。
やってないからこそ、不利益しかないのに、冤罪である事実を訴えてるのです。
正直後4年で出られるなら、やってないけど、やったと嘘ついて、反省してますって言えば、出られると考えると、かなり魅力は、あります。
しかし、それをすると、今まで冤罪に苦しみ戦って来た人、今戦ってる人に対して、失礼やし、人として間違ってると思う。
また、自分がたとえ30年掛かっても、冤罪を証明する事で、今後冤罪に苦しむ人を減らせるし、1人でも多くの冤罪に苦しむ人の希望の道になりたいと思ってます。
昔、坂本竜馬は、色んな人から夢を笑われ、からかわれましたが、偉大な事を成したでしょう?
竜馬は「世の人は我を何とも言わば言え我が成す事は我のみぞ知る」と歌っています。本当同じ気持ちです。
竜馬の事を笑ったり、からかった人と同じ様に、僕の話も信じず笑って、からかうのではなく、竜馬に寄りそった人達と同じ視点から僕の話を聞いて、冤罪のない、新しい日本の夜明けを見ましょう。
皆だって、警察が悪い事したって事件をいっぱい知ってるでしょう?
警察が、人を殺ろした。警察が窃盗した。警察が薬物を売ったり使ったりした。警察が強姦した。警察が暴行した。
警察も平気で悪い事するのですよ。
そんな警察が、病死を殺人事件にでっちあげて冤罪を生んだのです。
僕は監禁してませんし、殺ろしてもいません。
それを前提に置いて、次回の記事を読んで下さい。
読んで下さり、有り難うございました。
どんな感想でも下さると嬉しいです。出来る限り返信します。(アンチも) 以上
2024年4月14日
いつも読んで下さっている皆様、お元気でしょうか? 大分刑務所で、冤罪受刑中の、井坪 政です。僕の方は、以前から胃痛があり、薬飲んでは治りをくり返していたのですが、半年位前から薬を飲んでも治らず、続いて・・