刑務所で殺人事件を起こしました・2
※お読みになる方へ、不快な思いをされる場合がございます。ご注意ください。
昨年の事件から8ヶ月ほど過ぎましたが、現在でも相変わらずカメラが設置された居室に閉じ込められ、24時間監視され続けています。
これは刑事施設で常用されている疑似保護室ともいうべきやり口なのですが、苛酷な措置であるが故に法律上数日程度しか運用が許されない保護室に対して、「保護室とまでは言えないから、法律の規定なんか守らず無制限にやっていいよね」という考えのもとに行われています。
カメラによる24時間の監視、物品の制限、毎日の居室の検査など、少しでも保護室に近いような状況を作り出し、受刑者の生活を苦痛にしたいがために行われるという側面があります。必要性を考慮してなされるのではなく、単に施設に迷惑を掛けた者に対する制裁を目的としてなされることが多いようです。
それなりに苛酷な措置なので受刑者の心身に悪影響を与え得るものですが、受刑者がいくら弱ろうと施設にとっては全く関係ありません。
受刑者が施設に従順になるまでずっとカメラ室に閉じ込めておけばよいだけなので、こんなに便利な「しつけ」の方法はありません。
無制限に懲罰を科し続けているようなものであるため、実質的にはほぼ黒であり、かなり悪質な措置です。
私の居室内には紙のごみ袋が置いてあるのですが(プラスチックのごみ箱は危ないらしい)、昨年度の処遇部門のボスなどは、「何であの部屋にごみ箱があるんだ!!」などと、紙袋に対しても文句をつけていたようです。もはや受刑者の安全確保だという理由は通らず、何の正当性も無い単なる嫌がらせですね。こんな人達に好きなように虐げられ続けることについて、本当に嫌だなとつくづく思わされます。
無期懲役刑の終身刑化という問題がありますが、法律上殺せないから仕方無く死ぬまで生かし続ける人間に掛けるコストは本当にもったいないなと思います。よほど国に余裕があるのであればまだしも、実際は、日本は実質的に貧しくなっていますしね。
私なんかのために税金を使うぐらいであれば、子供達の生活や教育のために使ってくれた方がよっぽどありがたいと思います。
私は刑務所内で何度か自殺を試みていますが、今回の事件は、自分を直接殺すのではなく、他の人を殺した結果、自身が殺されることになるという発想の転換によるものです。
それに加えて、大きな事件を起こすことにより、千葉刑務所に管理責任が及ぶことも考えており、言ってみれば、他の人の命を犠牲にした自爆テロのようなものです。
また、やたらと私を他の受刑者と揉めさせようとするような工場担当職員がおり、その職員により私が居た居室だけ嫌がらせのように過剰収容状態にされたのですが、その結果私と被害者が、布団がぴったりくっつく程の距離で生活することになりました。
このことを逆用して、職員による嫌がらせのお陰で事件を簡単に起こせた口実にしようという考えもありました。
実際、この嫌がらせのような居室環境が無ければ、私が被害者を殺すことなど絶対にできませんでしたからね。
事件の成功はこの職員のお陰だと今でも思っています。
これらの点からも、私としては身勝手で悪質な事件だと思っているのですが、事件が起きる前の被害者の行動が中々にクソだったこともあり、事件としては被害者にも落ち度がある怨恨による事件として裁判が行われるようです。
私としては被害者の悪事は一応許していたので、今回の事件は被害者に対する怨恨で行った訳ではないんですけどね。
ただ自身の目的のために被害者の命を利用しただけです。そして、被害者が中々にクソだったこともあり、一切罪悪感はありませんでした。
今でも特に何も思いません。たまに思い出したときに、そう言えば殺したんだよなーと思うぐらいです。
検察側は、怨根による事件だとして私の罪が軽くなり得る方向に論点をずらす。被告人は、怨恨による事件ではないとして動機を正しく戻そうとする。
検察と被告人の役割が逆のようにも感じる何とも不思議な事件です。
被害者に対する怨恨による事件ではない。たまたま私が被害者に対して殺意を抱いた訳ではないということを示すために、事件の取調べの際に、過去にも私が千葉刑務所内で他の受刑者を殺そうとしたことがあるという話をしたことがありましたが、刑事さんは特に反応もせずこの話はすぐに流れました。
刑事さんとしては過去の殺人未遂事件に過ぎないため、面倒だし、わざわざ調べる必要も無いと思ったんでしょうね。
私が睡眠薬を飲ませた3人の内の1人はそのことを覚えていると思いますし、そいつに話を訊けば簡単に証言ぐらい取れたでしょうに。
私が事件後から思っていることとして、もし死刑以外の判決だった場合は私にとってほぼノーダメージだけど、それでいいのかという疑問があります。
仮に私に対して無期拘禁刑の判決が下されたとすると、普通に考えれば十分に重い刑罰ですが、刑務所内での懲罰も多く元々一生刑務所で過ごすことになっているような私に対しては、刑罰としては無罰に等しいものがあります。
仮にも、1人の命を奪うような事件を起こしているにも拘らず、実質的には特にデメリットが無いような判決などあってもよいものなのかと思っています。
現在でも居室内には机が無く、箱のようなものの上で何とか筆記をしています。
それなりに不便ですが、筆記具がサインペンしか認められなかった頃よりはまだましですかね。
カメラで監視され続ける中で記すつぶやきでした。
令和8年5月1日


昨年の事件から8ヶ月ほど過ぎましたが、現在でも相変わらずカメラが設置された居室に閉じ込められ、24時間監視され続けています。これは刑事施設で常用されている疑似保護室ともいうべきやり口なのですが、苛酷な・・