汪楠日記/水道修理の巻

先日は柏あさひハウスに行き、水道を修理してきました。ここの運営者である奥山たえこさんとは2014年に刑務所を出所後に参加したボランティア活動で知り合い、その後も何かとお世話になった方です。そして柏あさひハウスそのものも「ほんにかえるプロジェクト」のスタッフと出所者がシェアハウスに改修する工事を行いました。刑務所暮らし45年の故人松永氏、覚せい剤で9回も服役したヤスオ君、引きこもりだったイタクラ君、ホームレス(当時)の西岡さん、発達障害の女性の計5人をこれまた経験のないわたし汪楠が引き連れて、内装工事関連のYouTubeを参考にして、大胆にも人生初のリフォーム工事を請け負いました。

 10畳の和室に壁を作り、それぞれに扉を増設して部屋数を増やした。ウオークインクローゼットも個室に改造しました。かなりの低予算でしたからベニヤ板の一枚も無駄にできず、扉を含め、かなりの材料をいくつもの解体現場からもらい、再利用させていただきました。全員が素人のため、工期も長引きましたが、工事中は奥山さんに食事を作っていただいたり、お酒も飲みながらの晩餐会?も全員一人暮らしのメンバーにうれしかった。完成したときはその達成感に涙まで流した。

 そんなことを思い返しながら、運転してくれた現在のスタッフとしゃべりながら、壊れたシャワーヘッドと洗面台の蛇口も交換した。写真は壊れたシャワーヘッドを持って、ホームセンターで同じ商品を探し、欠番のため、取り付け可能なシャワーヘッドなしのタイプを購入して取り付けを行った。

 なお柏あさひハウスの住所は非公開のようで、DV被害女性を保護するためのシェアハウスですから、そのための対策ですね。お問い合わせはこちらまで。

http://www2.jca.apc.org/~okuyama/sharehouse/

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らくがき