「心の雫」短歌10首 vol.6

拝啓 

 木々の若葉が色鮮やかに目にしみる季節となりました。 

お元気でしょうか。私はあいかわらずの毎日ですが、元気にしています。 

 現在は、文芸作品コンクールの応募があり、この1か月くらいは、忙しい毎日でした。応募の作品は短歌、俳句、川柳、随筆、詩、書、絵画と7種類に挑戦しました。 

 お陰でしばらくは、大変でした。最後の応募締切が6月2日の絵画です。明日提出して終了となります。 

 この中で一番苦手なのが川柳です。随筆は、『人生の宝物』というタイトルで、美容師の国家試験を受験した時のことを書きました。書は、条幅紙で盤若心経と仏画(今年は俳画のようなもの)を描きました。絵画は、卒業式の親子です。予選がありますので、通過するのかどうかが問題です。 

 書はわりと、入賞しやすいのですが、絵画は、プロの看板屋さんがいるのでは、と思うほど、上手な人達が何人もいますので、入選するのは難しいです。 

 この施設からは、7人が予選通過となるのですが、その7人の中に入れば立派な方です。 

 昨年の成績は、随筆が優秀賞で、書が佳作でした。1か月くらいで予選の結果がでますので、また、お知らせします。 

 

 短歌を少し書きます。 

1,獄中に 春の賑わい 伝わりて 洗濯物より 天道虫の出ず 

2,遠忌すぎ 母の葬列 思いおり 追憶の中 田畑巡れり 

3,はつ夏の 風は清かに 吹き抜けて 我の祈りを 乗せて飛びゆけ 

4,古き葉と 新しき葉と 入れ替わる 金木犀の春 我が身に置きて 

5,我が知人 誰とも会わぬ 獄中に 新入Mの 顔の広さよ 

6,葉桜が いまだ足りぬか 群雀 夕暮れなれど 静もる一樹 

7,君の住む 光輝く 幽世(かくりよ)に 淡き憧れ 抱く危うさ 

8,香水の かすかに匂う 娘の手紙 幾たびも読み 胸に抱きしむ 

9,三回の ワクチン接種を 受けたれば 納税義務を 終えたる心地 

10,鉄窓の 彼方飛びゆく 雁の群れ 茜の空を ゆるく切りゆく 

 先週は、コロナのために、2日とちょっと隔離されました。堂場瞬一のアナザーフェイスシリーズが手元にありましたので、その本を読んだり、漢字検定の勉強をしたりしていました。準1級と1級とを交互に勉強しています。受験できる日がくるのを、心待ちにしています(そんな日がくればいいのですが…) 

 どうか、お体に気をつけて、お過ごしください。では、また。 

令和4年6月1日

 

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