汪楠の逮捕・判決について

11月5日、汪楠に懲役13年の判決が下りました。

池袋のマンションで起きた強盗致傷事件の指示役として、実行犯の最も重い刑と同等の刑でした。
汪楠は逮捕されてから2年間、ずっとこの事件への関与を否認し続けてきました。彼を知る人達も、汪楠の無罪を信じていました。
まず汪楠には動機がありません。事件があった当時、汪楠は出所者支援の会社を立ち上げようと奔走していました。
そんなときに、強盗を計画するはずがありません。

公判では4人の実行犯が証人として出廷しましたが、この中で汪楠の関与を臭わせる証言をしたのは一人だけで、ほかの33名は否定または認知していないというものでした。
しかし、判決文は、関与を臭わせた一人の証言のみが信憑性があるとして、この証言に基づいて組み立てられていました。
この人の証言は、別な指示役を予想させる内容も含んでいましたが、そこは無視されました。

捜査当局は、汪楠の関与が浮上したとき、汪楠を頂点とした組織の元に計画された犯行と断定して、真の指示役の捜査をやめてしまったようでした。強盗を計画し、人を集めて犯行に及んだ人はほかに必ずいます。それは汪楠ではありません。
確かなことは、汪楠が親しくしていた人が、実行犯に含まれていたこと。
そして汪楠が計画、指示した証拠は何もありません。
それでも、警察、検察が描いた物語に従って判決に至りました。これは冤罪が生み出されるいつものプロセスです。

本人も言うように、汪楠が計画していたなら、こんなに乱暴で杜撰な方法でやるはずがない。これは、彼を知る人たちがみな感じていることです。今後、控訴審では、この冤罪が晴れることを切に願っています。

以下に、汪楠への応援メッセージのフォームを付けております。
汪楠は関与を否認した為に「人質司法」により、独房に入れ、家族を含め弁護人以外の者との一切の面会はもちろん、手紙のやり取りさえ認めない全面接見禁止がつき、精神的に追い詰める状況に2年近く置かれました。
汪楠に応援メッセージを送られたい方のみ(誹謗中傷は一切お断り・伝えも致しません)、暖かいメッセージ下記フォームからお送りください。順次、本人にお伝えさせていただきます。

汪楠・応援メッセージフォーム